自慢の加工食品PR 筑波銀が個別商談会

県内食品加工業者の販路開拓を支援しようと、筑波銀行(本店土浦市、藤川雅海頭取)は3日、つくば市竹園の同行本部ビルで個別商談会を開いた。地元農産物などを使った加工品を製造する46社が、食品スーパー「京北スーパー」(千葉県柏市)のバイヤーに自慢の商品をPRした。
会場では4カ所のブースに分かれ、各社が約30分の持ち時間で菓子や調味料、納豆などの自社製品を紹介。乾燥麺を製造する西村製麺(筑西市)の西村透社長は「デフレ傾向が続いているが、低価格品とは差別化を図った商品をアピールした」と話した。
京北スーパーの下西琢也専務は「高品質な商品へのニーズが次第に高まってきている。茨城産の食品は素材がいいので、互いに協力し合い利益を出せる仕組みを作りたい」と取引拡大に意欲を示した。
(前島智仁)