自家製紅茶味わう 牛久の製茶園でイベント
お茶摘みや茶もみを実際に体験し、その葉で作った出来たての紅茶を飲んでもらおうというイベントが17日、牛久市女化町の澤田製茶園で行われた。市内や近隣から17人が参加し、自分だけの“特製紅茶”を味わった。
茶摘みではまず、同園が「1芯2葉の部分が一番おいしく、下に行くと渋くなる」と、こつを説明。それから茶畑に入り、思い思いに葉を摘んだ。
次に前日に摘んだ茶葉を、洗濯板を使って茶もみ。もむ時間は約1時間と聞いて、皆びっくり。それでも参加者同士、楽しいおしゃべりに時間はあっという間に過ぎ、茶葉は酸化して茶色に。
これを乾燥機に入れ約1時間。オリジナル紅茶が完成し、市内の主婦、近藤都さん(57)は「汗かきながら頑張って作った紅茶の味は格別」と笑顔。龍ケ崎市から来た主婦、中井智子さん(40)は「茶もみがこんなに重労働とは。でもできた紅茶は癖がなくて飲みやすかった」と話していた。
(藤崎和則)