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鉾田PRのアニメ完成 大竹海岸が舞台

鬼沢保平市長(手前)に制作の裏話などを報告するメディクリエの横山稔社長(右)=鉾田市役所
鬼沢保平市長(手前)に制作の裏話などを報告するメディクリエの横山稔社長(右)=鉾田市役所


本県観光の魅力を発信するご当地アニメ「あぐかるPLAY WITH IBARAKI」の鉾田市・大竹海岸編が完成したことから、制作会社と県がこのほど、鉾田市鉾田の同市役所を訪れ、鬼沢保平市長に完成を報告しDVDなどを贈った。

訪れたのは、制作会社のメディクリエ(つくば市)の横山稔社長(37)と県広報広聴課の担当者ら6人。鬼沢市長に非売品のDVD2枚とシナリオ本を手渡した。大竹海岸編はシリーズ(全20話、1話7分間)の4話目で、7月18日からインターネットで配信されている。

芦名みのるの名前で監督を務める横山社長は「メロンのキャラクターを先行して出している。20市町村を取り上げる関係で、あえて大竹海岸にした」と制作の裏話を含めて報告。鬼沢市長は「アニメでPRは初めて。われわれでは思いつかない」と歓迎していた。

作品は同海岸で市民らが潮干狩りをしているところに悪者が来襲し、主人公の少女が変身して退治しようとする内容。「うつろ舟」伝説をモチーフにしており、「SFの要素があって必ずやろうと思った」(横山社長)こだわりの一話だ。

「あぐかる」は稲作をテーマに本県農業をPRするご当地アニメ。同社が2010年から5話制作、配信している。今年6月からは県の委託を受け、県内20市町村の観光名所などを登場させるシリーズを制作、配信することになっている。

(島田真太郎)



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