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104歳女性宅訪問 筑西市長、長寿祝い記念品

「いつまでも長生きしてください」と、堤すてさんを励ます須藤茂市長=筑西市木戸
「いつまでも長生きしてください」と、堤すてさんを励ます須藤茂市長=筑西市木戸


15日の「敬老の日」を前に、筑西市の須藤茂市長は1日、今年104歳を迎える同市木戸、堤すてさんの自宅を訪ね、褒状や記念品を贈り長寿を祝った。

堤さんは近くの集落から嫁ぎ3人の子どもを授かった。得意先を回って布地などを販売する商売を80歳ごろまで続け、家計を支えた。10年ほど前から耳の聞こえが衰えたが、自宅周辺の散歩を日課とし、数キロ離れた市営のコミュニティー施設に毎日のように通い、知人との会話や読書を楽しんでいる。

現在は長男夫婦と孫の5人暮らし。野菜中心と、自作のごまや小魚など5種類の粉末をみそ汁に入れる食習慣を30年以上続け、健康に役立てている。

長生きの秘訣(ひけつ)を聞かれると、「くよくよしないこと」と笑顔で話し、須藤市長は「来年も(お祝いに)伺いますのでいつまでも長生きしてください」と祝福の言葉を贈った。

須藤市長は堤さんに続き、100歳以上の男女計7人(全体では60人)の高齢者宅を順次訪問し、長寿の祝い状などを手渡した。

市によると、市内の最高齢は女性110歳、男性102歳。(荒井秋男)



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