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食品加工業22社PR、ローソンと商談会 常陽銀

ローソンとの商談会で、かりんとうをPRするコルカリーノの染谷清賢社長(左)=つくば市吾妻
ローソンとの商談会で、かりんとうをPRするコルカリーノの染谷清賢社長(左)=つくば市吾妻


常陽銀行(本店水戸市、寺門一義頭取)は11日、つくば市吾妻の常陽つくばビルで、コンビニ大手のローソンとのマッチングを目指す単独の商談会を開き、県内外の食品加工業者22社が自社製品を売り込んだ。コラボ商品の開発やローソン店舗での販売の実現に向け、商談が進展した業者もあり、今後は個別に交渉を続ける。

同商談会には151社の応募があり、ローソン側の書類選考を経て、日本酒や菓子、しょうゆなどの各業者が面談に臨んだ。

各社担当者は20分の持ち時間の中、ローソンの販売・商品開発担当者に向け、製品の特徴などをアピール。同社側からは厳しい意見とともに具体的な改善提案が示された。

同社と過去に商談経験がある、かりんとう製造のコルカリーノ(牛久市)の染谷清賢社長は「ネックだった物流面の解決策を示してもらえた。何とか扱ってもらえそうだ」と手応えを感じた様子。

甘納豆製造のつかもと(龍ケ崎市)の塚本裕社長は「厳しい指摘を受けたので、改善して次につなげたい」と前向きに話した。

ローソンの川畑賢茨城支店長は「茨城は食材の宝庫。商談の中で出たアイデアを商品化につなげていきたい」と話した。

(松下倫)



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