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新校舎の“門出”祝う 稲敷・新利根小

新しい体育館で元気よく校歌を歌う児童=稲敷市立新利根小
新しい体育館で元気よく校歌を歌う児童=稲敷市立新利根小


稲敷市新利根地区の根本小・柴崎小・太田小が統合し4月に開校した新利根小(高橋雅之校長)で、2学期から使用を始めた新校舎の落成式が18日、柴崎の同小体育館で行われた。参加した375人の児童は、新しい学舎での門出に、あらためて喜びをかみしめていた。

児童を代表し6年生の内田陽子さんが「夢のような校舎で感動いっぱい。こんな環境を整えてくれてありがとうございました」とお礼を述べ、高橋校長は「感謝の気持ちを忘れず生活し、学校をつくってくれた人たちの思いに応えよう」と児童に呼び掛けた。

式典には、校歌「ボクは人間」の詞を書いた作詞家・東海林良さんも出席。全校児童が元気いっぱい校歌を歌い上げると、東海林さんは歌詞にならい、「ボクを覚えていて。ボクはみんなとどこへも行ける。悲しいときには会いに来て」と語り掛けていた。

新利根小校舎は、同小開校と同時に使用開始する予定だったが、地中埋設物の撤去で完成が7月にずれ込み、1学期は旧柴崎小校舎で授業を行った。(藤崎和則)



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