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がんへの理解深めて 中高生向け講演スタート

がんの発生原因や予防方法などについて分かりやすく解説された講演会=水戸市笠原町
がんの発生原因や予防方法などについて分かりやすく解説された講演会=水戸市笠原町


がんやがん患者への正しい理解と認識を深めてもらう講演会が9日、水戸市笠原町の県立緑岡高(高瀬宏樹校長)で開かれた。同高が県教委が本年度から取り組む「がん教育」のスタートで今後、年度内に中学と高校計13校で医師や患者による講演会などが実施される。

同高の講演会には1年生280人が参加。県立中央病院の永井秀雄院長が講師を務め、がんの発生原因や症状、予防、治療方法などについて解説した。永井院長は「がんのかなりの部分が生活習慣に起因する。若いうちから理解して問題点を改善してほしい」と呼び掛けた。

佐藤正樹さん(15)は「生活習慣が大きく影響することが分かった。今後の生活に生かしたい」、鈴木岳(がく)さん(16)は「早期発見で治る確率が高くなるので、検査などを積極的に受ける必要性を感じた」とそれぞれ感想を話した。 (飯田勉)



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