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クリの給食「おいしい」 笠間4小中校、地元食材味わう

笠間市産の食材を使った給食を味わう市立岩間二小の児童=同市押辺
笠間市産の食材を使った給食を味わう市立岩間二小の児童=同市押辺


笠間市産の食材を市内の子どもたちに味わってもらう「かさまの日」給食が10日、同市岩間地区で実施され、同地区の市立小・中学校全4校で市内産のクリ入りシチューなど地元食材をふんだんに使った給食が提供された。子どもたちは「おいしい」と笑顔を見せた。

同給食は市と市教委が取り組む食育活動の一環。全国有数産地のクリをはじめ、市内産の農産物に対する関心を促し、地産地消につなげるのが狙い。昨年度は岩間一小で試行し、本年度は全市立小・中学校に拡大した。

この日は、市内産のクリやジャガイモ、ネギがたっぷり入ったシチューと、赤ピーマンやキュウリを使ったサラダなどが出された。

岩間二小(磯博美校長)では給食前、4年生28人を対象として同市のクリに関する講座も開かれ、子どもたちは地元食材の知識も踏まえて、じっくり味わった。

同小4年の永田悠真君(10)は「焼きグリが好きだったが、シチューのクリも甘くておいしい」と笑顔で話した。

17日は笠間地区、23日は友部地区で実施される。 (今井俊太郎)

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