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土浦一高キックオフ シンポでSGHに決意

スーパーグローバルハイスクール指定を受けた県立土浦一高のキックオフシンポジウム=つくば国際会議場
スーパーグローバルハイスクール指定を受けた県立土浦一高のキックオフシンポジウム=つくば国際会議場


国際社会で活躍できるリーダー育成を目指すスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受けた県立土浦一高(豊崎利明校長)は21日、育成事業の本格的な始動を前に、生徒たちの独創的な発想を刺激・喚起するため、つくば市竹園のつくば国際会議場で「キックオフシンポジウム」を開いた。

シンポジウムでは、事業に協力する筑波大の教員や筑波銀行の行員らが、1年生320人に国際的な視野を持って学ぶ大切さを訴えた。質疑応答で生徒からは「新しいアイデアや技術を実用化するときに、どんなことを考えておく必要があるのか。起業するときの課題は」など質問が出た。

藻から燃料油を作り出す「藻類バイオマス」を研究する渡辺信同大教授は「海外留学のハードルは下がっている。海外で勉強してほしい」、社会工学が専門の岡田幸彦同大准教授は「人や本との出会いを大切にしてほしい」と助言。同行の渋谷康一郎経済調査室長は英語を学ぶ大切さを強調した。同校の岩井渚さん(15)は「具体的な目標は定まっていないが、何をしなければいけないかが分かった」と話した。
(小池忠臣)

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