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職業体験の成果検証 明野高、筑波大教授が講演

スライドを通してインターンシップ活動報告を見る生徒たち=筑西市倉持
スライドを通してインターンシップ活動報告を見る生徒たち=筑西市倉持


県立明野高(稲葉裕一校長)のキャリア教育講演会が22日、筑西市倉持の同校体育館で行われ、同校が取り組むインターンシップ(職業体験)の活動報告の後、筑波大の藤田晃之教授が「インターンシップをキャリア教育の視点で評価する」と題して講演した。

講演会には1、2年生が参加し、稲葉校長が「将来どんな職業に就くのか、働くということはどういうことかを考えてもらうのがキャリア教育。インターンシップを通して2年生は何を学んだのか考えてほしい、1年生は来年どんなことを学べるのか考えてもらえれば」と呼び掛けた。

講演会では藤田教授が「普通科でインターンシップを経験している割合は少ない。皆さん一生懸命取り組んでいることが分かった」とした上で「身に付けるべき力は学校生活を通して獲得できる」と学校での学びの重要性を強調した。講演会後に行われたキャリア教育研究会には近隣の小中学校教員も参加して活発に意見交換した。

(大高茂樹)

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