地域で支え合う社会模索 水戸

地域の支え合いなどを話題に開かれた共助社会づくりフォーラム=水戸市大工町、嘉成隆行撮影
地域の支え合いなどを話題に開かれた共助社会づくりフォーラム=水戸市大工町、嘉成隆行撮影
社会的に弱い立場にある人を地域全体で支えるための「共助社会づくりフォーラム」が23日、水戸市大工町1丁目のトモスみとで開かれ、約140人が、孤立しやすい弱者に周囲の人や組織に何ができるかを議論した。主催は内閣府、県、大好きいばらき県民会議、茨城NPOセンター・コモンズ。

会場では、ひきこもりの若者や路上生活者、障害者といった周囲の助けを必要としつつ声を上げられない人を支援する方法について、県内のNPO代表らが意見を交わした。

認知症介護家族の会うさぎ(稲敷市)の諸岡明美理事長は「認知症は妄想や徘徊(はいかい)も起こり、家の中だけの問題ではない。地域で支え合う時代に来ている」と指摘。ゆうゆうクラブ軍司治療院(水戸市)の軍司有通院長は中途障害者の立場から、「『真の障害』とは、障害への理解が得られないこと。障害者や弱者が楽しく生活できるよう、地域全体の支援が欲しい」と訴えた。

県断酒つくばね会の高橋幸夫理事長は「アルコール依存症の病院への受診率は低い。助けを求めやすいよう相談会も積極的にやっていきたい」とした。
(小原瑛平)

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