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県産木材使い 玩具や箸作り 宮の郷でフェス

子どもたちが木箱製作に挑戦した=常陸大宮市宮の郷町
子どもたちが木箱製作に挑戦した=常陸大宮市宮の郷町


スギやヒノキなど県産木材の利用をPRする「グリーンフェスティバル」が26日、宮の郷工業団地(常陸太田、常陸大宮両市)で開かれ、大勢の家族連れらが玩具や箸などの製作に挑んだ。

同フェスは県と県林業協会が主催。昨年まで林業者表彰やシンポジウムを中心に開いてきたイベントを一新し、工作教室や地元特産品販売を通し「地域住民が県産材に触れる場」(県林政課)として開いた。

会場では林業団体や住宅メーカーなどが、貯金箱や箸、木箱といった製作体験のブースを設置。中央部に設けられた「かんなくずプール」では、匠(たくみ)の技で薄く削られたかんなくずの中で、子どもたちが飛び跳ねながら歓声を上げていた。

また、優れた林業経営者や学校緑化の取り組みなどをたたえる表彰式も行われ、計11部門で82の個人・団体に賞状が贈られた。

(前島智仁)

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