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千波湖岸辺に水草植樹 水質浄化実行委

千波湖へ注ぐ湧水の水路に水生植物を植える参加者=水戸市千波町
千波湖へ注ぐ湧水の水路に水生植物を植える参加者=水戸市千波町


水戸市の千波湖の水質浄化を目指し、湧水が流れ込む岸辺に水生植物を植えるビオトープ作りが25日、行われた。小中学生と保護者など計約150人が参加、子どもたちは泥まみれになりながら、ガマやカキツバタなどを植え込んだ。

ビオトープ作りは、民間4団体で組織する「千波湖水質浄化実行委員会」(桜場誠二委員長)が実施。2012年にハナミズキ広場で湧水池を整備したのに続き、3年連続で取り組んだ。

植栽作業が行われたのは、さくら広場の湧水出口。土砂を投入して長さ20メートルを超える水路を作った上で、水際にはガマを配置するなど4種類を植え、アオコの栄養となる窒素を吸収させる。

逆川こどもエコクラブの石川幸汰君(11)らは「泥のぬかるみで作業は大変だったが、千波湖をきれいにできるなら役に立ちたい。多様な生き物がすむ湖になってほしい」と期待を込めた。(武藤秀明)



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