外国の味、遊び楽しむ ひたち国際文化まつり
国際交流や教育に携わる団体や市民が協力し、交流の輪を広げることを目的とした「第12回ひたち国際文化まつり」が25日、日立市幸町の日立シビックセンターで開かれた。外国人の日本語意見発表会やアジア各国の料理をそろえた国際屋台村、世界の遊び体験など国際色豊かな催しが繰り広げられ、来場者は各国への理解を深めた。
日本語意見発表会(国際交流ボランティアネットワークさくら主催)には中国、ベトナム、インドなど7カ国からの留学生ら12人が参加。「環境・家庭・平和・教育」をテーマに意見を述べた。ベトナムから茨城キリスト教大に留学しているグェン・ミー・ロアンさんは夏休みに参加したイベントでホストファミリーとの交流に触れ「日本への思いが故郷愛(ふるさとあい)になっている」と述べた。
屋台村ではバイキング方式の中国家庭料理をはじめ、ミャンマーやバングラデシュのカレー、フィリピンの菓子などが用意され、家族連れなどが外国の味を楽しんでいた。
外国の遊びを紹介するコーナーでは、子どもたちが遊び方を習いながらスティックダンス(ニュージーランド)やバンブーダンス(フィリピン)などに挑戦していた。
(飯田勉)