児童らかるたで熱戦 日立・中小路小
遊びながら故郷・日立市を学ぶ「ひたち郷土かるた大会」が12日、日立市平和町の市立中小路小(河合恭子校長)で開かれ、全校児童157人や地域住民らが3人一組となり、各チームごとに熱戦を繰り広げた。同校、日立中央ロータリークラブ主催。
郷土かるたは、日立の歴史・文化・産業などを楽しく学んでもらい、郷土愛を育むのが狙い。緊張感が漂う中、児童たちは互いに向き合い「日立港 世界に開く 海の玄関」「諏訪神社 万年太夫と 水穴ロマン」など、市内の名所や遺産が描かれた56枚の絵札を取り合った。
8チームごとに七つのグループに分けられ、グループ内で各チーム総当たりで予選3試合、決勝1試合を実施。各グループごとに1位のチームが決定した。5年生チーム「レインボー」の佐藤美愉さん、稲沢美羽さん、立花侑大さんの3人は「日立市の良さを楽しく学べる。みんなのチームワークと集中力で勝ち上がれた」と優勝を喜んだ。 (小室雅一)