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筑西市10年祝う大吟醸 50セット、来春販売

筑西市誕生10周年記念酒と酒器セットの第1号品を贈られた須藤茂市長=同市役所
筑西市誕生10周年記念酒と酒器セットの第1号品を贈られた須藤茂市長=同市役所


筑西市内の酒販店でつくる下館酒販青年会は市誕生10周年を記念し、地元のコメを使った純米大吟醸「筑西」と、人間国宝大西勲氏(70)=同市在住=の娘で漆芸家の大西未穂さん(36)が手掛けた漆塗り酒器入りのセットを売り出す。販売価格は3万9千円(税込み)で、限定50セット。来年3月上旬から販売を始める。

日本酒は同市合併を期に、筑西産のコメを使ってお土産になる酒をと10年前に誕生。今回は酒米の山田錦を使い、「(たるから)自然に落ちる酒を瓶詰めする『しづく』という絞り方で、とてもぜいたくな日本酒」と醸造元、来福酒造(同市)の藤村俊文社長。

酒器について大西さんは「最高級の大子産の漆を使った。一つを仕上げるのに2〜3カ月はかかった」と説明。桐(きり)箱や瓶のラベルは勲氏直筆という。

同青年会は19日、第1号セットを同市役所で須藤茂市長に手渡した。市内酒販店11店で取り扱う。問い合わせ、予約は来福酒造(電)0296(52)2448。 (大高茂樹)



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