ガルパンの大洗PR 台湾・香港メディアが訪問
台湾と香港のメディア関係会社の5人が19日、アニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」の舞台となった大洗町を訪れた。アニメの舞台となった地域を巡る「聖地巡礼型旅行」による訪日促進のため、国土交通省関東運輸局が招いた。
鹿島臨海鉄道大洗駅に到着した一行は、ガルパン関連グッズなどを展示する同駅インフォメーションセンターを視察した後、商店街などを散策した。
同町磯浜町の曲がり松商店街にはガルパンキャラクターのパネルと店主の等身大パネルが設置されており、参加者の関心を集めた。展示品やコラボ商品も数多くあり、店員と名刺交換する姿も見られた。
ガルパン缶バッチ制作現場や大洗産品直売所などを見学したほか、ガルパン仕様にラッピングされた同鉄道車両にも乗車した。
台湾のブログ会社から参加したチョウ・ピン・ツーさん(22)は「大洗は人が親切でやさしい町。感動したことを台湾で伝えたい」、香港の月刊誌のイップ・チュン・メンさん(29)は「すごくきれいな町だと思った。アニメ原画と実際の場所を対比させると、すごく感動する。アニメとコラボする町を紹介したい」と話した。
(小田内裕司)