県庁展望1000人目、小野さんに記念品 県北ジオ推進協
地上約100メートルの県庁25階展望ロビーで、県北地域の自然を観光や教育に活用する「県北ジオパーク推進協議会」のボランティアが案内した来場者が22日、千人に達した。記念セレモニーで、千人目となった小美玉市の小野美沙さん(30)に認定証と記念品が贈られた。
展望案内は7月5日から毎週土、日曜日の午後に行われ、展望ロビーから一望できる県北地域の自然や地形・地質について、同協議会認定の案内人が解説。同地域の古代の歴史や産業などにも触れ、来場者の観光案内に一役買っている。
小野さんは「展望ロビーに来たのは大学生の時以来2度目。説明を受けると見方も変わる」と話した。案内人の西原昇治さん(65)は「千人に達し、涙が出る思い。今後も継続し、県北地域の魅力を伝えていきたい」と語った。