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パンポンで熱戦 日立グループ全国24事業所

事業所の名誉を懸けて熱い戦いが繰り広げられた=日立市の日立体育館
事業所の名誉を懸けて熱い戦いが繰り広げられた=日立市の日立体育館


日立製作所(東京、東原俊昭執行役社長)は22日、日立市会瀬町の同製作所日立体育館で「第50回日立グループパンポン大会」を開催した。グループ会社を含む県内外の24事業所の代表チームが参加し、熱戦を展開した。

パンポンは同製作所・旧山手工場で1921年ごろに始められた日立市生まれの球技。木の板のラケットとゴムボールを使用するテニスや卓球に似たスポーツ。事業所内では昼休み時間などに盛んに行われているという。

同大会には県内15事業所をはじめ、山口県や島根県などの各事業所の予選を勝ち上がった代表チームが参加。シングルス、ダブルス、ミックスダブルスのチーム編成で、4ブロックの予選リーグを行い、各ブロック上位2チームによる決勝トーナメントで優勝を争った。

日立事業所の徳永直人さん(42)は「パンポンは部門を超えて社員の交流に役立っている。記念大会でもあり地元チームとして負けられない」と張り切っていた。

開会式で大会会長で同製作所人財統括本部総務部の瀧川龍一郎部長は「歴史ある大会。代表チームの戦いらしく素晴らしい大会にしてほしい」と激励。260選手を代表して日立ハイテクノロジーズ(ひたちなか市)の越田康裕さんが「可能性がある限り最後まで挑戦し続け、記憶に残る大会にしたい」と健闘を誓った。

(飯田勉)

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