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薬物、ネット 乱用危険 笠間・宍戸小で講演会

真剣な表情で講演に聞き入る笠間市立宍戸小の児童=笠間市平町
真剣な表情で講演に聞き入る笠間市立宍戸小の児童=笠間市平町


笠間市平町の市立宍戸小(菅又章雄校長)で20日、薬物乱用やインターネット利用時の危険について学ぶ講演会が開かれ、5、6年生計105人が真剣な表情で聞き入った。

県警少年課少年サポートセンターの松崎正蔵さんが講師を務め、プロジェクターを使って薬物とネット乱用の危険性を訴えた。

松崎さんは、シンナーが発泡スチロールを溶かす様子を収めた動画を示し、体に及ぼす悪影響を強調。覚せい剤や大麻などの怖さも説明し、「薬物に手を出して幸せになった人は一人もいない」と強い口調で警鐘を鳴らした。

インターネットに関しては、掲示板などの書き込みが人の気持ちを傷つけ、悪用される可能性もあると指摘。「個人情報や悪口、うそは絶対に書かないでほしい」と利用する際にはマナーを守るよう呼び掛けた。

6年の深沢茜さん(12)は「薬物には近づかないようにし、誘われてもはっきり断る。ネット利用の落とし穴にも気を付けたい」と話した。
(今井俊太郎)



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