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筑波山や鬼怒川イメージ JR水戸線、川島駅舎が完成

JR水戸線川島駅舎が完成して開かれた式典=筑西市伊佐山
JR水戸線川島駅舎が完成して開かれた式典=筑西市伊佐山


JR東日本水戸支社が建て替え工事を進めていた筑西市の水戸線川島駅の駅舎が完成し、供用開始式典が23日、現地で開かれた。

式典には市や地元住民、同支社関係者が参加し、完成を祝った。

旧駅舎は戦前の1930年に建てられ、老朽化が進んでいた。新駅舎は同支社が建設し、平屋建ての建物は筑波山や鬼怒川をイメージしたデザインを採用。工事は昨年10月に着工し、今年1月中旬から利用が開始された。旧駅舎の取り壊しが完了したため、式典開催となった。

式典では須藤茂市長が「明治22年に水戸線が開業し、多くの市民が利用している。川島駅はなくてはならない地域の拠点であり、さらなる川島地区の発展を願いたい」とあいさつ。赤城正徳市議会議長も「公共交通機関を守るためにも水戸線の利用促進を図っていきたい」と呼び掛け、テープカットで駅舎完成を祝った。

川島駅は1989年の水戸線開業時に伊佐山駅として誕生し、その後川島駅に改称している。   (大高茂樹)



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