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桂常北バイパス一部供用 城里・国道123号、開通祝う

国道123号桂常北バイパスの一部開通を祝う関係者=城里町下圷
国道123号桂常北バイパスの一部開通を祝う関係者=城里町下圷


城里町内で整備が進められている国道123号桂常北バイパス(7580メートル)のうち、城里高架橋を含む同町上圷から同町石塚までの820メートル区間が30日、供用を開始した。開通式典が同日開かれ、約200人の関係者が完成を祝った。

国道123号の渋滞緩和策として、2000年度に整備がスタートし、一部開通は今回が初めて。今回の開通で同町石塚の急勾配・急カーブの難所「手這(てばい)坂」の迂回(うかい)が可能となる。

式典には県や町の関係者、地権者などが出席、くす玉割りやテープカット、渡り初めなどが行われた。

橋本昌知事は「町を通過する際の交通は便利になる。町内の元気も維持できるよう、頑張ってもらわなければならない」と述べ、上遠野修町長は「開通により快適で安全な交通が実現し、城里の発展の重要な役割を果たす」と期待を寄せた。

同バイパスの総事業費は105億円を見込み、15年度内には開通区間の南側700メートルが供用となる予定。



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