幽玄な能面ずらり 63点、解説や体験も 水戸

切り顎と眉が特徴の「翁(おきな)」など多くの能面が並ぶ「能面展」=水戸市見川
切り顎と眉が特徴の「翁(おきな)」など多くの能面が並ぶ「能面展」=水戸市見川
アマチュア能面作家の力作がそろう「第14回能面展」が、水戸市見川1丁目の県偕楽園公園センターで開かれている。会場には、日本古来の幽玄の美とされる能面がずらりと並び、来場者を魅了している。5日まで。

同市内の文化施設で開講する能面講座「藤の会」(松本克己代表)が主催。今回は受講生とOB計24人が「女面」「男面」「鬼神」などと呼ばれる能面63点を出品。公募展の入選作品なども展示されている。

代表的な女面とされる「小面(こおもて)」は、かれんで端正、中世の最も若き美しさを秘めた表情が魅力。「般若(はんにゃ)」は女性の嫉妬や恨み、悲しみ、怒りが込められている。昨年の第13回全国新作能面公募展入選作、貝保雅勒(かほがろく)さんの「小豆武悪(あずきぶあく)」は滑稽な鬼の狂言面で、荒々しさの中に品格備えた作品に仕上げられている。

また、能面作りの工程を解説したコーナーや能面を顔に当てることができる「能面体験」なども楽しめる。

松本代表は「会員の力作がそろった。さまざまな表情や迫力に満ちあふれる作品ばかり。自由に楽しんでほしい」と来場を呼び掛けけている。

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