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常磐大、図書館利用ガイダンス試行 ゲーム形式で検索

図書館で指示された蔵書を探す学生ら=水戸市見和の常磐大情報メディアセンター
図書館で指示された蔵書を探す学生ら=水戸市見和の常磐大情報メディアセンター


常磐大ゲーミフィケーション研究会(代表・寺島哲平同大講師)は7日、水戸市見和1丁目の同大情報メディアセンター(図書館)で、ロールプレーイングゲーム(RPG)形式の図書館利用ガイダンス「Libardry」(リバードリィ)を試行的に行った。問題点を改修し、6月に行われる同大・短大の新入生ガイダンスで実施される。

リバードリィは図書館の利用促進を図ろうと、同大人間科学部の寺島、石田喜美両講師を中心とした研究チームが開発。図書館に隠された12枚のカードを集めることで、請求記号や図書資料の位置、蔵書検索システム(OPAC)の初歩的な使い方を学んでいく。

試行ガイダンスでは学生14人が6チームに分かれて、順次スタート。受付で指示書を受け取り、指示書に書かれたヒントを頼りに、パソコンで検索するなどしながら図書の分類区分別のカード12枚を集めてゴールした。カードには「はつかいち市民図書館」(広島県廿日市市)制作の擬人化されたキャラクターが描かれ、それぞれの図書の分類情報を紹介している。

常磐短大2年の蛭田美緒さんと横田歩美さんは「分かりやすく楽しいゲームだった。タイトルだけでなく出版社とか古い順などで探せることが分かった」と話し、常磐大4年の若林正智さんは「図書館は静かにするところで緊張するイメージがあった。あまり利用したことはなかったが、ゲーム形式で楽しく探すことができた」と述べた。

寺島代表は「新入生対象のリバードリィはステージ0だが、ステージ1、2と難度を上げ、学生が論文作成に利用できる中身にしたい。今後は県立・市立図書館にも提供していきたい」と話し、石田講師は「本棚から得る知識がある。新たな発見や知らなかった情報が入ってくる経験をしてほしい」と図書館の活用を願った。(小田内裕司)



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