土浦署、最新鋭船舶が就航 「しらうめ」霞ケ浦を警備

霞ケ浦の警備を担う土浦警察署の最新鋭船舶「しらうめ」が投入されることになり、16日、土浦市川口2丁目のラスクマリーナで就航式が行われた。
式には県警や沿岸自治体、国交省関係者らが出席。鈴木三男県警本部長が「船を効果的に運用し皆さんの期待に応える活動をしていく」と式辞を述べ、中川清土浦市長は祝辞で「安全強化と防犯のさらなる推進が図れる」と期待した。
小山秀夫同署長は「身の引き締まる思い。県民の安心安全に努力していく」と決意を示した。
新型「しらうめ」は、旧型の船の老朽化に伴って投入。旧型にはなかったGPS(全地球測位システム)や電子磁気コンパス、レーダーを装備した。
同署警務課の高塚俊澄船長(57)と地域課の久米充操縦士(28)が乗船し、水域での違反船舶取り締まりや水難救助、レジャーの安全確保などに当たる。