手彫り力作、一堂に並ぶ 筑西で市民グループ、版画展が開幕

版画制作に取り組む市民グループの作品展「第35回記念梨の里版画展」(実行委員会主催、茨城新聞社など後援)が16日、筑西市関本上の関本公民館で始まり、手彫りの力作が一堂に並んだ。
筑西市内の「紫明同人会」「梨の木版画会」「せせらぎ会」と結城市内の「ゆうき版画会」の4グループの作品計51点を展示。併せて版画作家の飯野農夫也氏の遺作6点も飾られ、初日から市民が鑑賞に訪れていた。
同実行委事務局の武藤州輝せせらぎ会会長は「県内でもこれだけの木版画の作品が集まる作品展はなかなかない。ぜひ広く知っていただければ」と話していた。
19日まで。午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。