県高校総体 総合開会式 1600人、健闘誓う
全国高校総体(インターハイ)の県予選を兼ねる県高校総体の総合開会式が13日、那珂市の笠松運動公園体育館で開かれた。加盟する130校から選手約1600人が参加し、健闘を誓った。県高校総体は4月29日の自転車、サッカー女子を皮切りにすでに始まっており来月下旬までに多くの競技で本県代表が決まる。
開会式では、水戸女吹奏楽部の演奏に合わせ、鉾田一を先頭に校旗を掲げて行進。進行役は水戸一の生徒が務めた。
斎藤文夫県高体連会長は「高体連のモットーである『力・技・明朗な精神』を胸に、日頃の練習の成果を発揮し、県の頂点を目指してください」と激励。選手を代表として竜ケ崎一柔道部の市田真輝主将(3年)が「今まで支えてくださった方に感謝するとともに、スポーツを思い切りできる環境に感謝し、正々堂々、最後まで戦い抜くことを誓います」と力強く宣誓した。
開会式の後、バレーボール男子の元日本代表監督・植田辰哉さんが「諦めたら終わりだ、諦めなければ終わらない」と題し、講演。「大きな結果を出すのには大きな体力が必要」と、高校時代に基礎体力をつけることの大切さなどを説いた。また、県高校総体での優秀校などが表彰された。受賞者(校)は次の通り。
【優秀学校賞】
▽25年連続優勝男子 霞ケ浦レスリング
▽15年連続優勝男子 東洋大牛久相撲
▽同女子 守谷剣道
▽10年連続優勝男子 藤代紫水ハンドボール
▽5年連続優勝男子 岩瀬日大ソフトテニス、下妻二ソフトボール
▽3年連続優勝男子 土浦日大バスケットボール、緑岡フェンシング、真壁馬術、茗渓学園ラグビー
▽同女子 水城フィギュアスケート
【全国選抜大会優勝】
◇レスリング▽男子120キロ級 冨栄雅秀(霞ケ浦)
◇重量挙げ▽男子56キロ級 益子広幸(大子清流)
◇ライフル射撃▽女子ビームピストル 中野愛望(取手一)
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