次の記事:ハイエース大量窃盗 110台超、容疑で4人逮捕 被害1億円 茨城県警など合同捜査班 

専門医の養成拠点施設 北茨城に医療センター開所

家庭医療センターの開所式でテープカットをする関係者ら=北茨城市中郷町上桜井
家庭医療センターの開所式でテープカットをする関係者ら=北茨城市中郷町上桜井


北茨城市が同市中郷町上桜井に整備を進めてきた診療所「北茨城市民病院附属家庭医療センター」が完成し、開所式と内覧会が19日、同所で開かれた。式典には地元住民代表や医療福祉機関の関係者、各種団体などから約100人が参加し、総合診療専門医の養成拠点となる施設の完成を祝った。6月1日から診療を開始する。

同センターは内科、小児科、心療内科の外来診療と在宅医療を行うほか、県や筑波大との連携により医師の養成機関となる。軽量鉄骨平屋建ての診察棟や管理棟などを備え、常勤医師と非常勤医師それぞれ2人体制となる。

事業費約3億円は東京電力から支払われた損害賠償金や県からの災害基金などを活用した。

開所式には豊田稔市長、山口やちゑ副知事、宮澤麻子センター長らが出席し、テープカットなどが行われた。宮澤センター長は「まずはセンターを軌道に乗せて地域医療を盛り上げ、将来的には総合診療専門医を全国に輩出したい」と話している。 (小室雅一)



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース