ろうそく灯し 夢の実現誓う 水戸看護福祉専門学校
看護師になる決意を新たにしようと、水戸市浜田の水戸看護福祉専門学校(八文字和宏校長)の看護科学生による宣誓式が28日、同所で開かれた。ろうそくの明かりを手にした学生たちは、保護者や医療関係者らに見守られながら夢の実現を誓った。同科は昨年新設され、宣誓式は今回が初めて。
宣誓式には看護科で学ぶ2年生の男女41人が出席した。学生らはナイチンゲール像を前に一人ずつろうそくに点火。全員でナイチンゲールの偉業をたたえる「ナイチンゲール誓詞(せいし)」を唱和し、偉人の精神を受け継ぐ看護師となることを誓った。
八文字校長は式辞で「1期生がこの日を迎えられたことをうれしく思う。迷いが生じたら今日を思い出して歩んでいってほしい」と激励。同科2年の中庭つぐみさん(19)は「よりよい看護師を目指して頑張っていきたい」と力を込めた。(成田愛)