常陸佐竹氏の変遷紹介 みと・まち・情報館で企画展
中世から近世にかけて茨城県北部地域(奥七郡)を中心に常陸国を支配した佐竹氏の歩みをたどる企画展「奥七郡から出発 常陸佐竹氏の軌跡」が1日、水戸市南町2丁目の茨城新聞「みと・まち・情報館」で始まった。常陸佐竹研究会主催。7月24日まで。入場無料。
佐竹氏は平安時代末期から約470年間、県北部地域を拠点に初代昌義から、徳川家康の命により出羽国(秋田県)に国替えとなった義宣までの20代にわたり常陸国を支配した。企画展は、常陸佐竹研究会の冨山章一会長が昨年、茨城新聞記者時代に執筆し、同1月から9月まで本紙に連載した記事(全35回)や関連資料で構成。記事や資料は2週間ごとに展示替えし、常陸佐竹氏の変遷を時系列に紹介する。
冨山会長は「戦国期、常陸国を統一した佐竹氏は伊達氏や後北条氏と戦って負けたことがなかった。地域の中で一生懸命に生きた佐竹氏の軌跡展をぜひ見に来ていただき、多くの人に常陸佐竹氏の歴史を知ってほしい」と話していた。
同情報館では連載をまとめた新刊「奥七郡から出発」(茨城新聞社刊、四六判変型、155ページ、税抜き800円)も販売している。休館日は土・日曜、祝日。開館時間は午前10時半〜午後6時。問い合わせは同情報館(電)029(306)9500。
(細谷あけみ)
佐竹氏は平安時代末期から約470年間、県北部地域を拠点に初代昌義から、徳川家康の命により出羽国(秋田県)に国替えとなった義宣までの20代にわたり常陸国を支配した。企画展は、常陸佐竹研究会の冨山章一会長が昨年、茨城新聞記者時代に執筆し、同1月から9月まで本紙に連載した記事(全35回)や関連資料で構成。記事や資料は2週間ごとに展示替えし、常陸佐竹氏の変遷を時系列に紹介する。
冨山会長は「戦国期、常陸国を統一した佐竹氏は伊達氏や後北条氏と戦って負けたことがなかった。地域の中で一生懸命に生きた佐竹氏の軌跡展をぜひ見に来ていただき、多くの人に常陸佐竹氏の歴史を知ってほしい」と話していた。
同情報館では連載をまとめた新刊「奥七郡から出発」(茨城新聞社刊、四六判変型、155ページ、税抜き800円)も販売している。休館日は土・日曜、祝日。開館時間は午前10時半〜午後6時。問い合わせは同情報館(電)029(306)9500。
(細谷あけみ)