さすまたで防犯 職員に実技指導 筑西市立中央図書館

筑西市下岡崎の市立中央図書館で15日、職員を対象にした防犯訓練があり、不審者の行動を抑圧する、さすまたの使い方などを学んだ。図書館利用者の安全を守るとともに、体調不良を訴えた場合に備えるのが狙い。
訓練では、筑西警察署の藤江克己生活安全課長が「通報の担当など職員間で役割分担を決めておくことが重要。日頃から防犯用器具の場所も確認してください」と参加した約40人の職員を前に呼び掛けた。また、署員がさすまたを使い実技訓練を披露したほか、職員も実際に使い方を体験した。
さらに、心停止状態の人に電気ショックを与えて救命する自動体外式除細動器(AED)の使用方法の研修と訓練に取り組んだ。