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常総で茨城弁劇場 ラップ調ご当地ソング

茨城弁の特徴をユーモアたっぷりに解説する青木智也さん=常総市水海道宝町
茨城弁の特徴をユーモアたっぷりに解説する青木智也さん=常総市水海道宝町


「いばらぎじゃなくていばらき」の著者で常総市在住の「茨城王(イバラキング)」こと青木智也さんを招いて、「茨城弁ワイド劇場」が20日、同市水海道宝町の衣料品店で開かれた。青木さんは茨城弁の特徴を講義やラップ調のご当地ソングで紹介し、「普段意識せずに話している茨城弁も立派な財産。再発見して楽しんで」と呼び掛けた。

地域の活性化に取り組む市民講座「常総ごじゃっぺ短期大学校」(羽富都史彰学長)が茨城弁を通して街おこしができないかと、初めて企画した。高杉徹市長や市民ら約30人が来場した。

青木さんは茨城弁の発音の特徴として、「イ」と「エ」、「ム」と「モ」、「イ」と「ユ」などの判別が付きにくく、カ行とタ行が濁音になりやすいことを挙げ、「もつ煮込み定食が茨城弁だと、鳥の煮込み料理に間違われる」などと、軽妙な例え話で会場の笑いを誘った。

青木さんは講義に続いて、ご当地ソング「常総」や宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」などを茨城弁によるラップで歌い、拍手を浴びた。


(山本和朗)

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