「客に注意呼び掛けて」 宿泊施設の経営者対象 水難事故防止で講習 ひたちなか
海水浴客の水難事故を防止しようと、茨城海上保安部とひたちなか署、県警地域部は24日、ひたちなか市中根の旅館で、宿泊施設の経営者36人を集め、講習会を開いた。宿泊客に対して注意を呼び掛け、地域で事故を防ぐ大切さを学んだ。
講習会は、昨年9月に神栖市内の海岸で学生1人が死亡、1人が行方不明になる水難事故が起きたことから、宿泊客へ危険箇所などの告知を徹底し事故の特徴を知ってもらおうと、初めて開かれた。
講師を務めた茨城海上保安部の我妻正宣救難係長は、県内の水難事故がライフセーバーのいない時間帯やシーズン外に起きていると指摘。事故防止へ「地域の方に見守っていただきたい。お客さんにひと声掛けてほしい」と呼び掛けた。
ひたちなか市内は海水浴シーズンを迎え、同市内で旅館を経営する小池とみ子さん(78)は「夏場には小学校から高校までの合宿予約が多く入る。海の楽しい面も怖い面も伝えたい」と話した。
(鈴木剛史)
講習会は、昨年9月に神栖市内の海岸で学生1人が死亡、1人が行方不明になる水難事故が起きたことから、宿泊客へ危険箇所などの告知を徹底し事故の特徴を知ってもらおうと、初めて開かれた。
講師を務めた茨城海上保安部の我妻正宣救難係長は、県内の水難事故がライフセーバーのいない時間帯やシーズン外に起きていると指摘。事故防止へ「地域の方に見守っていただきたい。お客さんにひと声掛けてほしい」と呼び掛けた。
ひたちなか市内は海水浴シーズンを迎え、同市内で旅館を経営する小池とみ子さん(78)は「夏場には小学校から高校までの合宿予約が多く入る。海の楽しい面も怖い面も伝えたい」と話した。
(鈴木剛史)