2015年7月16日(木)

自動追従型電動カート ドーグ開発 2人乗り、観光施設向け

ドーグが開発した2人乗り電動カート「モビリス」=日立市宮田町
ドーグが開発した2人乗り電動カート「モビリス」=日立市宮田町

ロボット開発のドーグ(つくば市千現、大島章社長)は、高齢者や歩行が困難な要介護者などを対象に、2人乗り電動カート「モビリス」を開発した。介助者の動きを自動で追う機能を持つ。移動支援ツールとして、観光施設などへの導入を目指す考えだ。

モビリスは、クッションが付いたベンチ型シートに大人2人が並んで座れる。カート前部に搭載した360度方向のレーザーセンサーが動くターゲットを捉え、約1メートルの間隔を開けて自動追従する。

最高時速は4キロほどで乗りながら操縦もできる。障害物を知覚し自動で停止する機能も備えた。全長、幅とも約100センチで、重量は約110キロ。

左右2基の主車輪はそれぞれモーター駆動するため、その場で180度方向転換することができる。前後に四つの補助輪が付き、走行性を安定。充電式で1回の充電で約25キロ。反射材のライン上をカート下部のセンサーが捕捉し自動走行する。

同社は9日、日立市かみね動物園(同市宮田町)で走行試験を実施し、今後も県内各地で試験を重ねる方針。年内にも量産化に向けた設計に取り組み、2年後をめどに市場に投入したい考えだ。

大島社長は「広い公園や動物園など観光施設内への提供を目指したい。3世代が楽しく観光できるツールとなれば」と話した。(前島智仁)

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