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鉾田でクライミング教室 小6、人工壁に挑戦

リード壁に挑戦する児童=鉾田総合公園体育館
リード壁に挑戦する児童=鉾田総合公園体育館


2019年茨城国体の山岳競技会場となる鉾田市で、市内の小6児童を対象としたクライミング教室が開かれている。競技普及と選手発掘が狙い。児童は約1時間半、同市当間の鉾田総合公園体育館に設けられた人工壁に登ってスポーツクライミングを楽しんだ。

教室は県山岳連盟の会員が指導役を務め、1人2回参加できるように、6〜7月と8〜9月の2期に分けて実施。7日は市立鉾田小の70人が午前と午後の部に分かれて高さ約4メートルのボルダリングと命綱を付ける約10メートルのリードに挑戦した。

児童は仲間の「がんば、がんば」という励ましの声を背に受けながら、ホールドと呼ばれる突起に一つずつ手や足を掛けてよじ登っていた。初体験の児童も多く「手が疲れた」「筋肉痛になりそう」と、へとへとになりながらも笑顔だった。

午後の部に参加した藤田すずさん(11)は「5歳のころにやった時はもっと登れたのに」と悔しそう。吉田妃那さん(12)は「去年より上に行けた。次は一番上まで行きたい」と話した。

市教育委員会によると、教室は昨年度からの継続事業。本年度は8月22日に小4以上の小中学生を対象とした競技会を初めて開くほか、夏休み期間中に小中学生や親子を対象とした教室をそれぞれ開く。 (島田真太郎)



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