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味、香り、熟成「良質」 茨城町で初呑み切り

新酒の出来栄えをチェックする鑑定官=茨城町長岡
新酒の出来栄えをチェックする鑑定官=茨城町長岡


新酒の出来栄えを確かめる「初呑み切り」が29日、茨城町長岡の県工業技術センターで開かれた。14蔵元が昨年から今年にかけ仕込んだ酒の味や香り、熟成度合いなどを国税局の鑑定官らが入念にチェックし「良質なものばかり」と太鼓判を押した。
県酒造組合水戸支部(加藤高蔵支部長)と久那支部(岡部守博支部長)が共催。計81種類の新酒について、鑑定官らが口に含み品質を調べた。同局の松丸克己鑑定官室長は「適切な貯蔵管理が施されている」と総評した。
加藤支部長は「今年の全国新酒鑑評会で、県内10蔵元が金賞を受賞するなど、若手技術者の研究成果が出始めている。自信をもって提供できる」と力を込めた。新酒は今秋かけて順次出荷される。



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