J1鹿島の必勝祈願 「鹿嶋の日」 サポーター3キロ歩く
サッカー鹿島アントラーズのホームタウン鹿嶋市は16日、同市神向寺のカシマスタジアムで行われるリーグ戦のベガルタ仙台戦に合わせ、ホームタウンデイズ「鹿嶋の日」としてサポーター参加のウオーキングやPRイベントなどを行った。
試合に臨む機運を高めようと、同市宮中の鹿島神宮に錦織孝一市長や鹿島サポーターらが集合して必勝祈願。第2ステージ優勝を目指すチームに、錦織市長は「一番の励みは皆さんの声援」と訴え、参加者は鹿島の深紅のユニホームなどを着用してスタジアムまでの約3キロを練り歩いた。
八千代町の桜井優作さん(32)は家族4人で参加。小学3年の夢叶君(9)は「柴崎選手に頑張ってほしい。絶対に勝つ。試合が楽しみ」と張り切って歩いた。ゴール地点には鹿島で活躍した元日本代表の中田浩二さんが出迎えた。
スタジアムのコンコースでは中田さんらが特製うちわを配布したほか、JAしおさいによる同市産のコメを袋(約3合)に詰めて、無料でそのままもらえるゲームなどが人気を呼んだ。また男女の出会いの場を提供する試合観戦付きの婚活イベントも催され、男女計38人が参加するなど好評を博した。 (小林久隆)