鉾田野友小 城跡探検や遺跡発掘 思い出づくり 校庭キャンプ
鉾田市野友の市立野友小(長谷川馨校長、児童数36人)で11日、「思い出キャンプ」が行われ、複式学級の5、6年生8人が校庭にテントを張って1泊した。数年後に廃校になる学校での思い出づくりにと、担任の飯田浩彦教諭(50)が初めて企画した。
児童は初日、プール遊びとスイカ割りをした後、自転車で近くの野友城跡と古墳群、縄文時代の貝塚跡を巡った。夜はバーベキューや肝試し、花火を楽しんだ。12日は早朝から行方市の霞ケ浦ふれあいランドまでサイクリング。往復約21キロを走り切った。
野友城跡では、やぶをかき分けながら高低差4メートル以上の「空堀(からほり)」を登り下り。主郭部分とみられる高みに立つなどして山城の造りなどを学んだ。6年の額賀佳輔くん(12)は「(堀は)急で登るのが大変だったけど、厳重に守りを固めていたのが分かった」と話した。
貝塚跡では遺跡発掘を体験。農道の土中から露出した縄文土器のかけらを拾い集めた児童は「こんな狭い所にいろんなものがあってびっくり」などと感想を話した。
飯田教諭は「普段の学校生活で得られない体験をさせたかった。生き生きした表情が見られて良かった」と満足そうに話した。
(島田真太郎)
児童は初日、プール遊びとスイカ割りをした後、自転車で近くの野友城跡と古墳群、縄文時代の貝塚跡を巡った。夜はバーベキューや肝試し、花火を楽しんだ。12日は早朝から行方市の霞ケ浦ふれあいランドまでサイクリング。往復約21キロを走り切った。
野友城跡では、やぶをかき分けながら高低差4メートル以上の「空堀(からほり)」を登り下り。主郭部分とみられる高みに立つなどして山城の造りなどを学んだ。6年の額賀佳輔くん(12)は「(堀は)急で登るのが大変だったけど、厳重に守りを固めていたのが分かった」と話した。
貝塚跡では遺跡発掘を体験。農道の土中から露出した縄文土器のかけらを拾い集めた児童は「こんな狭い所にいろんなものがあってびっくり」などと感想を話した。
飯田教諭は「普段の学校生活で得られない体験をさせたかった。生き生きした表情が見られて良かった」と満足そうに話した。
(島田真太郎)