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筑西で相撲イベント ちびっこ力士熱戦

相撲イベント「どすこいペア」で力士と交流する子どもたち=筑西市舟生
相撲イベント「どすこいペア」で力士と交流する子どもたち=筑西市舟生


筑西市のナシ(英語でペア)と相撲にちなんだ「関城の祭典 どすこいペア2015」(関城の祭典どすこいペア実行委員会主催、市観光協会共催)が23日、同市舟生の市役所関城支所で開かれ、レディース相撲やちびっこ相撲、腕相撲大会などさまざまなイベントに大勢の市民が繰り出した。ちびっこ相撲では子ども力士の好取組に盛り上がり、にぎわいを見せた。

今年で26回目を迎えたどすこいペアは、ナシの収穫を祝い、子どもたちが相撲を奉納する「梨相撲」にちなみ、合併前の旧関城町で始まったイベントだ。

ちびっこ相撲には市内の幼稚園や保育園の年長組と小学1年生の男女計約100人が出場。トーナメント方式で争い、汗だくになりながら真剣な表情で戦いに臨んだ。

ちびっこ相撲の年長男子の部で優勝した幼稚園年長の本田蒼馬(そうま)君(6)は埼玉県川越市から参加し、決勝では一回り体が大きい相手に勝った。埼玉県内のちびっ子相撲で優勝するなどしており、今回の相撲イベントに出場するため、家族で筑西を訪れたという。本田君は「優勝できてうれしい。力士になりたいです」と話していた。

ちびっこ相撲の合間には、大相撲の式秀部屋(龍ケ崎市)から力士が登場。子どもたち5人ほどが一緒になって挑んだりと力士とのやりとりに会場全体が沸き上がった。

会場では、青空市やステージでの各種団体発表が繰り広げられたほか、1杯100円で販売されたちゃんこも行列ができるなど人気だった。会場に隣接してナシ狩り会場も設けられ、今が旬のナシを味わうなど大勢の親子連れが夏休みのひとときを楽しんだ。(大高茂樹)

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