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列車の運転業務 児童が模擬体験 JR水戸訓練センター

乗務員の制服を着用し列車の運転シミュレーターを体験する児童=水戸市宮町
乗務員の制服を着用し列車の運転シミュレーターを体験する児童=水戸市宮町


「乗降終了、時間よし」「出発進行」-。JR東日本水戸支社の「訓練体験ツアー」が23日、水戸市宮町1丁目の訓練センターで開かれ、小学4〜6年の児童20人が列車の運転士や車掌が実際に訓練で使用する運転シミュレーターに挑戦した。

シミュレーターは、列車の加速とブレーキを制御するハンドルや速度計などの運転台を備えた訓練機。運転台前のスクリーンには運転と連動した映像が流れるほか、揺れや音なども本物に近い状態で再現する。

将来は運転士を目指しているという日立市東金沢町の諸橋柾典さん(10)は「正確な位置に停車させるのが難しかった」と、憧れの運転士業務に感激した様子。運転中にはホームから利用客が転落する異常事態が発生したが、的確な操作で緊急停止作業を行っていた。



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