波崎高が慈善公演 「赤ずきん」アレンジ
県立波崎高校(高橋幸一校長)演劇部の生徒たちが27日、神栖市土合本町の市女性・子どもセンターでボランティア公演を行った。地元の子どもたちに演劇に親しんでもらおうと毎年開かれている同公演は、今年で9年目。同センターを利用する学童保育の児童ら約100人を前に、童話「赤ずきんちゃん」のパロディーを上演した。
公演は、シナリオや演出、芝居、舞台設置まで全て高校生の手作りで毎年夏休みに開催され、先輩から後輩へと受け継がれてきた。「とにかく地域の子どもたちに笑って楽しんでもらいたい」と話すのは同部の小池雅人部長(17)。今回のシナリオを担当した山崎瑞歩さん(17)も「普通の『赤ずきんちゃん』でなく、子どもたちに参加してもらい、笑ってもらえるように原作をアレンジした」と話す。
高校生たちは公演で芝居をするだけでなく、赤ずきんちゃん役やオオカミ役の生徒が子どもたちに声を掛けながら笑いを誘ったり、クイズを出したりしながら盛り上げた。子どもたちには笑顔があふれ、終演後も「面白かった」「また見に来たい」と声が上がった。
生徒たちは、同公演のほかにも地域のイベントでの司会や準備などの手伝いもしている。同センターの山岡晴美館長は高校生の活動について「子どもたちは、大人よりも年の近いお兄さん、お姉さんに親近感を感じて楽しんでいるように見える。いろいろな催しに参加してくれてありがたい」と話す。同部の青木重雄顧問(46)は「生徒たちが地元に積極的に貢献し、地元にどんどんかわいがってもらえるようになれば」と語った。 (三次豪)
公演は、シナリオや演出、芝居、舞台設置まで全て高校生の手作りで毎年夏休みに開催され、先輩から後輩へと受け継がれてきた。「とにかく地域の子どもたちに笑って楽しんでもらいたい」と話すのは同部の小池雅人部長(17)。今回のシナリオを担当した山崎瑞歩さん(17)も「普通の『赤ずきんちゃん』でなく、子どもたちに参加してもらい、笑ってもらえるように原作をアレンジした」と話す。
高校生たちは公演で芝居をするだけでなく、赤ずきんちゃん役やオオカミ役の生徒が子どもたちに声を掛けながら笑いを誘ったり、クイズを出したりしながら盛り上げた。子どもたちには笑顔があふれ、終演後も「面白かった」「また見に来たい」と声が上がった。
生徒たちは、同公演のほかにも地域のイベントでの司会や準備などの手伝いもしている。同センターの山岡晴美館長は高校生の活動について「子どもたちは、大人よりも年の近いお兄さん、お姉さんに親近感を感じて楽しんでいるように見える。いろいろな催しに参加してくれてありがたい」と話す。同部の青木重雄顧問(46)は「生徒たちが地元に積極的に貢献し、地元にどんどんかわいがってもらえるようになれば」と語った。 (三次豪)