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災害対策機能を充実 土浦市役所、新庁舎が完成

市役所開庁を祝いテープカットする中川清市長(中央)と関係者=土浦市大和町
市役所開庁を祝いテープカットする中川清市長(中央)と関係者=土浦市大和町


土浦市がJR土浦駅前の再開発ビル「ウララ」に移転を進めていた新庁舎が完成し24日、関係者を招いて開庁式が行われた。郊外型商業施設の進出により、地盤沈下する中心市街地復活の中核施設として、大きな期待が寄せられている。

新庁舎隣に整備されたうらら広場で行われた開庁式には、市や市議会関係者のほか、地元商業者、ビル入居テナント代表、建設業者らが出席。市民も晴れの舞台を見守った。

中川清市長は「新庁舎は市民サービス向上へ向け誰にでも利用しやすくし、有事の際の災害対策機能を充実させた。中心市街地活性化のため、庁舎の一部に商業施設を導入した」と式辞を述べ、新庁舎での行政運営へ決意を示した。

市役所はウララビル1〜4階で、市教育委員会も新治庁舎からウララ2の7階に移転。同ビル1、2階の一部と地下1階は商業施設で地下にはスーパーのカスミが入る。5、6階は県県南生涯学習センター。1階には従来の総合案内に加え、コンシェルジュ(案内人)を配置。初めて来庁した人が迷わないよう、目的の受付窓口まで手引きする。(藤崎和則)



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