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小学生、鎌を手に汗 筑西・養蚕小、稲刈り体験

稲刈りに汗を流す筑西市立養蚕小の児童たち=同市下中山
稲刈りに汗を流す筑西市立養蚕小の児童たち=同市下中山


筑西市下中山の市立養蚕小(嶋山和也校長)の3〜6年生児童が24日、校庭南側の田んぼで稲刈りに挑戦した。児童らによるコメ作り体験は約20年前から始まり、毎年恒例の行事。子どもたちが5月に田植えした稲が大きく育ち、一人一人鎌を持って刈り取りに汗を流した。

稲刈りは14日の予定だったが、天候不順で順延された。この日は地元住民らもボランティアで児童への指導に当たった。初めて稲刈りに挑戦する3年生は慣れない手つきで鎌を使い稲を刈り取った。1〜2年生は稲刈り作業を近くで見学した。

稲刈りしたコメは全児童に配り、親子で弁当作りをして11月の学校行事で一緒に食べることにしている。

6年生の大沢知弥(ともや)君(12)は「3年生から田植えや稲刈りを体験しているのでだいぶうまくなった」とうれしそうな表情。嶋山校長は「田植えから稲刈りを通じて食の大切さを知ってもらえれば」と話した。 (大高茂樹)

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