潮来市のコシヒカリブランド米「潮来あやめちゃん」の稲刈り体験・交流会が20日、同市堀之内の水田で行われ、東京都内の消費者や潮来市内の小学生らが、稲刈りに挑戦した。

体験会は同市内の農家でつくる潮来市大規模稲作研究会(岡野幹夫会長)が消費者との交流や農産物のPRを目的に、春は田植え、秋は稲刈りに招待している。今回は市立牛堀小の5年生約40人を含め、計約230人が参加した。

子どもたちは、農家から刈り方を教わると、それぞれ鎌を手に持ち、たわわに実った稲を楽しみながら刈り取っていった。牛堀小5年の茂木聡汰君は「うまく刈れた。稲を集めて束にしたり楽しかった」と感想。東京都大田区から訪れた武田あや子さんは「お米もおいしいし景色も楽しめる。毎回参加しています」と話していた。

参加者たちは、稲刈り後はサツマイモ掘りを体験、昼食に新米のおにぎりを食べるなど交流を深めた。　(黒羽根勝弘)