「子育て支援企業」認定 筑波銀、北関東で初
筑波銀行(土浦市、藤川雅海頭取)が、子育て環境づくりで国の水準をクリアした証し「プラチナくるみん」企業に認定され、16日、水戸市宮町1丁目の茨城労働局(中屋敷勝也局長)で認定証を授与された。プラチナくるみんに認定された企業は全国で36社で、北関東3県では初めて。
くるみん認定は、次世代育成支援対策推進法に基づく特例認定制度。行動計画を策定し一定の基準を満たした企業に対し、労働局長から「子育てサポート企業」として認定を受ける。県内は29社。
プラチナくるみんは「男性の育児休暇取得率13%以上」「出産女性の継続就業率90%以上」など、くるみん認定より厳しい基準が設けられている。
同行は2012年4月から今年6月までの行動計画で、男性の育休取得率が19.7%、出産女性の継続就業率95.8%を実現した。
藤川頭取は「認定は非常に光栄に思う。今後もワークライフバランスの充実や女性が定年まで働ける環境づくりに取り組みたい」と語った。(大平賢二)