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ICT教育 在り方学ぶ つくばで研究大会 公開授業やサミット

タブレット端末を使い、話し合いの様子を振り返る児童=つくば市竹園
タブレット端末を使い、話し合いの様子を振り返る児童=つくば市竹園


電子黒板やタブレット端末など情報通信技術(ICT)を活用したICT教育の研究大会が10日、つくば市内であった。公開授業や自治体サミットが行われ、ICT教材を使った新たな教育の在り方を学んだ。

同市は1977年、竹園東小の授業に全国で初めて教育用コンピューターが導入されたのを機に、約40年間にわたってICT教育が実践されてきた。

市内の二つの小中一貫校では同日、授業を自治体職員や教育関係者らに公開。つくば市竹園2丁目の竹園西小(古谷正之校長)では、2年生がいす取りゲームで遊ぶときの約束を話し合い、その様子をタブレット端末で撮影。動画を再生しながら、互いに話し方や聞く態度が良かったか意見を出し合った。

また隣接するつくば国際会議場では、ICT教育を推進する福島県郡山市など全国8自治体が参加してサミットが開かれ、各首長がICT教育の取り組みについて紹介した。

研究大会は11日も同会議場で開かれ、市内各校のプレゼンテーションなどが行われる予定。(鈴木里未)



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