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涸沼でシジミ稚貝放流

シジミの稚貝を放流する広浦小児童=茨城町下石崎
シジミの稚貝を放流する広浦小児童=茨城町下石崎


茨城町下石崎の涸沼できのう、町立広浦小1〜4年の児童40人によるヤマトシジミの稚貝放流が行われた=写真。大涸沼漁業協同組合(桜井宏昌組合長)が児童を招いて実施した。

子どもたちはシジミの生態などをクイズ形式で学んだ後、7月に人口採卵して生後4カ月となる1ミリから10ミリ大に育った稚貝を同組合前の広浦の浜で放流した。同漁協は稚貝約1億1000万匹を用意し、児童のほか、漁業者が涸沼湖岸の漁場へ運んで放った。ヤマトシジミの稚貝を育てる事業は、県水産試験場内水面支場と同漁協が2001年から取り組んでいる。

子どもたちは「元気で育って」「大きくなってね」などと声を掛け、2年の清水大次郎君(8)は「初めての体験で難しいかなと思ったが、上手にできた」と話した。



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