児童、巣箱作り体験 筑西・古里小

筑西市桑山の市立古里小学校(坂入幸子校長)の4年生児童24人が20日、校庭に隣接する雑木林「里の子の森」で巣箱作りを体験した。里山整備に取り組む「つくば森林づくりの会」のメンバーが子どもたちに巣箱の組み立てを指導し、学校周辺に生息する野鳥について説明した。
巣箱作り体験は自然環境に関する学習の一環で、今年で6年目。ヒノキやクヌギが生い茂る約6ヘクタールの森は校庭西側に広がり、児童が森林と親しむ場ともなっている。
子どもたちはのこぎりで木材を切ったり、金づちでくぎを打ったりして巣箱を組み立てた。完成した巣箱は自宅に持ち帰る。大島温希君(9)は「巣箱作りは楽しかった。自宅の庭にある柿の木に取り付けたい」と喜んでいた。