日本鶏を境内放鳥 桜川・雨引観音
日本鶏の魅力を知ってもらおうと、雨引観音の愛称で親しまれている桜川市本木の雨引山楽法寺(川田興聖住職)で23日、国の天然記念物に指定されている日本鶏「小国」の放鳥会が開かれた。
小国は日本古来の地鶏に次ぎ、2番目に古い歴史を持つ貴重な品種。平安時代には京都で飼育されており、尾長鶏など品種改良された日本鶏17種の基になっている。
放鳥されたのは「天然記念物日本鶏保存愛好会(鈴木勇代表)が寄贈した生後約8カ月の6羽。会員の栃木県小山市梁、仁見俊雄さん(76)と常総市中妻町、倉持猛夫さん(65)が育てた。
これまで飼育された日本鶏の供養が行われた後、籠から取り出された6羽が放たれ、境内を伸び伸びと歩き回った。参拝客は「かわいい」「格好よい」と声を上げながら、餌をやって6羽をめでていた。
小国は日本古来の地鶏に次ぎ、2番目に古い歴史を持つ貴重な品種。平安時代には京都で飼育されており、尾長鶏など品種改良された日本鶏17種の基になっている。
放鳥されたのは「天然記念物日本鶏保存愛好会(鈴木勇代表)が寄贈した生後約8カ月の6羽。会員の栃木県小山市梁、仁見俊雄さん(76)と常総市中妻町、倉持猛夫さん(65)が育てた。
これまで飼育された日本鶏の供養が行われた後、籠から取り出された6羽が放たれ、境内を伸び伸びと歩き回った。参拝客は「かわいい」「格好よい」と声を上げながら、餌をやって6羽をめでていた。