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師走入り すす払い 鹿島神宮

すす払いを行う神職、みこ=鹿嶋市宮中、菊地克仁撮影
すす払いを行う神職、みこ=鹿嶋市宮中、菊地克仁撮影


師走に入った1日、鹿嶋市宮中の鹿島神宮で恒例のすす払い神事があり、神職らが国重要文化財の楼門で1年間のほこりを払い落とした。

すす払いは毎年12月1日の伝統行事。おはらいを受けた狩衣(かりぎぬ)姿の神職と千早(ちはや)姿のみこの計8人が、朱色が鮮やかな楼門前に横1列となり、神職は竹の先端に山鳥の羽根3枚が付いた長さ4〜5メートルの「オスス竹」、みこは「ササ竹」を手に門の上部をなでるようにほこりを払った。

参拝で訪れた千葉県東庄町の主婦(37)は「自分もすすを落としたようで神聖な感じを受け、うれしく思った」と話した。

同神宮はこの神事を機に新年に向けた準備を本格化させる。(小林久隆)



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